こんにちは。
日差しが暖かくなってきた3月中旬、この時期は新生活の為に人が動くので内装職人にとって忙しい時期です。
ありがたいことに、SHO ARTも沢山のご依頼を賜り、嬉しい悲鳴を上げております。

今回は、京都市内のオフィスで無地の白色のパーテーションにダイノックシートを貼る工事を承りましたのでご紹介致します。

この記事を書板のは、尼崎市を中心に関西圏内で活躍するダイノックシート職人【SHO ART】の代表の森山です。
私が携わってまいりました数々の工事で得た知識から、工事に関するお役立ち情報やお得情報などをこの場を借りて皆様にご紹介してまいりたいと思います。

施工前のパーテーションは無機質な印象の何の変哲もない什器で、遠目で見てはあまり目立たないものの大小傷があり、年季を感じさせるには十分な物でした。
このままでは仕上がりの際に凹凸が出てしまうので、傷になって凹んでしまっている部分にパテを塗って可能な限り凹凸のない状態にします。

表面がフラットになったら、次にプライマーを塗布します。
ダイノックシートの裏面は粘着材が塗ってあり、シールの要領で使うことができる便利な素材なのですが、貼る素材箇所の素材によっては上手く定着せず短期間で剥がれてしまう恐れのある物もあるのです。
そうならないよう下地に塗るのがプライマーで、下地とダイノックシートを密着させる働きがあります。

プライマーが乾いたらいよいよダイノックシートの貼り付け作業です。
貼る位置を決め、空気が入らないよう慎重にスキージーを使いながら圧着させていきます。
この作業がやはり一番神経を使います。

端の部分も綺麗に処理し、いらない部分はカッターで切り落とします。

不備がないか、よく確認して施工完了です。

ダイノックシートの良い点は、模様によって演出出来る『本物感』です。
施工前よりも高級感が出ましたね。

今回はオフィスのパーテーションでしたが、デスクやエレベーターなど、オフィスに関わる部分でもダイノックシートは活用されております。

内装のちょっとした改装にもおすすめです。