ダイノックシートは建材としてのクオリティがとても高く、木目や石目など本物に近い質感を手軽にお部屋に取り入れることができます。
お家の周り、特にキッチン周りにもダイノックシートを貼ったカウンターなどを設置する場合がありますが、ダイノックシートは熱に対して安全なのでしょうか?
今回はダイノックシートの熱に対するアレコレをよく聞かれる事を中心にご紹介します。

ダイノックシートは不燃性?

ダイノック™ フィルムは、国土交通省の大臣認定を取得しており、不燃材料としての防火性能を備えています。しかし、この防火性能は、適切な下地と適切な施工方法を組み合わせた場合に発揮されるものです。
つまり、ダイノック™ フィルムの防火性能を最大限に活かすためには、以下の点に注意する必要があります。

適切な下地

防火性能を確保するためには、フィルムを貼る下地も防火性能があるものでなければなりません。

適切な施工

フィルムの施工方法にも注意が必要です。正しい施工手順で、しっかりと密着させることが重要です。

これらの条件を満たすことで、ダイノック™ フィルムの不燃性能を十分に活用できます。
建築物での安全性や防火対策を考える際には、ダイノック™ フィルムの特性と正しい施工方法に注意しましょう。

防炎と不燃の違いとは?

防炎と不燃は、火災に関連する材料の特性を示す用語ですが、意味が異なります。

不燃

「燃え抜けない」ことを指します。不燃材料は、火を付けても燃え広がらず、火が材料の裏面まで貫通しません。これは、建築物の防火対策で重要な特性であり、火災の広がりを防ぐために、壁や天井などに使用されます。

防炎

「燃え広がらない」ことを意味します。防炎材は、自己消火性を持ち、火がついてもすぐに消えるため、火災が広がることを防ぎます。防炎材は、カーテンや布製品など、火災が発生しやすい環境で使用されることが多いです。

不燃と防炎の大きな違いは、火災に対する耐性と用途にあります。不燃は、建築物の構造部材など、火災が広がらないことが重要な場所で使用されるのに対し、防炎は、火災の拡大を防ぐための自己消火性を持つ製品に使われます。どちらも火災対策に不可欠な特性であり、用途に応じて使い分けられます。

ダイノックシートを施工できる温度

ダイノックシートの施工に適した温度範囲は、12℃から38℃です。この範囲を外れると、特に低温時に粘着力が低下し、密着不良によるシートの膨れや浮きが発生することがあります。

施工現場の環境温度が低温の場合できるだけ適切な温度まであげて施工することで施工後長持ちすることに繋がります。

環境温度を上げる

室内の暖房を使うなどして、施工現場の温度を適切な範囲に調整してください。

下地基材を温める

基材が冷たいと、シートが十分に粘着しません。ヒーターやドライヤーで、下地を適度に温めてください。

フィルムを温める

ドライヤーを使って、フィルムを温めながら圧着すると、シートの粘着力が向上し、密着が改善します。

これらの方法を用いることで、ダイノックシートの施工時に発生する膨れや浮きを防ぐことができます。環境温度と下地の状態に注意して、確実な施工を行いましょう。

直射日光にあたっても大丈夫?

高温環境では、ダイノックシートが変形する可能性があります。直射日光が強く当たる場所や、暖房機器の近くなど、温度が上がりやすい場所ではダイノックシートの使用を避けましょう。高温がシートに影響を与え、変形や劣化を引き起こすことがあります。

ダイノックシートを使用する際は、設置場所の温度条件を確認し、高温になるリスクがある場所は避けることが重要です。特に、太陽光の直射を受ける屋外や、暖房機器のすぐ近くでは、ダイノックシートの耐久性に影響が出る可能性があります。設置場所を選ぶ際には、これらの高温環境を考慮し、適切な場所に施工するようにしてください。

SHOARTではダイノックシートの施工を承っております。お気軽にご相談ください。