遮熱、省エネ効果

ガラスフィルムは、日射熱を調整し、断熱性能を向上させる役割を持っています。夏場には外からの熱の侵入をブロックし、冬場には部屋の暖かさを逃がさないようにする特性があります。
この効果により冷暖房の効率が向上し、暮らす人はより快適な環境で過ごすことができます。
さらに、電気の使用量が減るので、電気料金の節約やCO2排出量の削減にもなります。

飛散防止により防犯と災害対策

ガラスフィルムは、窓ガラスの飛散を防ぐ特性を持っています。これにより、防犯や災害時に大きなメリットをもたらします。
防犯の面では、多くの空き巣は素早く部屋に侵入しようとするため、ガラスフィルムが施されている窓は破壊が難しく侵入の時間稼ぎとなります。
実際、調査によると短時間での侵入が難しくなった場合、多くの泥棒がその場を去ることが報告されています。

また、災害の際にもガラスフィルムは非常に効果的です。
地震や台風で窓ガラスが破損した場合、ガラスフィルムが施されていると破片が室内に飛び散るのを大幅に防ぐことができます。
その結果、ガラスの破片による怪我のリスクを減らすことができます。

紫外線（UV）カット効果

2種類に大別されます。UVAは長波の紫外線で、皮膚の奥深くまで届き、肌の老化の原因となることが知られています。UVBは短波の紫外線で、主に肌の表面に影響を及ぼし、日焼けやシミの原因となります。

窓ガラスは自体が一部のUVBをカットする性質がありますが、UVAはほぼ100%通過します。そのため、ガラス窓を通しての紫外線の影響を軽減するためには、UVAとUVBの両方を効果的にカットする対策が必要です。

ガラスフィルムは、この両方の紫外線を高い効率でカットすることができる製品が多く、特に高品質なものでは99%以上の紫外線をカットすることができます。
その結果、窓を通しての紫外線の影響を大幅に減少させることができ、お肌や家具などの室内のものを紫外線から保護する効果が期待できます。

防虫効果

多くの虫は紫外線に反応して、光に向かって飛んできます。特に夜間に照明を点灯している場所は、暗い周囲とのコントラストが強くなり、虫が集まりやすくなります。
飲食店や工場、医療機関などでは虫が室内に侵入することによる衛生問題や製品への混入リスクが高まるため、対策が求められます。

ガラスフィルムを使用して窓ガラスに紫外線カットの機能を追加することで、室内の照明からの紫外線放出を大幅に減少させることができます。
これにより、虫が窓ガラスに集まる可能性を下げることができます。

また、ガラスフィルムは薬剤を使用していないため、化学物質の残留やその他の安全性の懸念がなく、長期的に安定した効果を持続させることができます。
ガラスフィルムは取り付けも簡単で、既存の窓ガラスに後付けで施工することができるので、建物の設計段階での対策だけでなく、既存の建物でも効果的に活用することができます。

まとめ

今回はガラスフィルムを簡単にご紹介しました。大掛かりなリフォームではなく手軽に施工でき、効果を実感できるのが、ガラスフィルムの大きなメリットかと思います。

SHO ARTではガラスフィルムの施工も承っております。お気軽にご相談ください。